懐かしの写真2
家族慰安会 昭和30年代
この写真(上)は、昭和39年11月に開かれた組合の家族慰安会での記念写真です。会場は相生町にあった清水市公会堂です。写真の中央で蝶ネクタイ姿の男性は、この頃全国的な人気を誇った歌手の神戸一郎さんです。紅白歌合戦にも出場した神戸さんの甘い歌声に、聞き惚れたことと思います。
看板に書かれているように、当時の名称は「静岡県建設産業組合清水支部」でした。今から、15年ほど前に、現在の清水建設産業組合となりました。
もう一枚の写真(下)は、年月日は不明ですが「お恵チャン」の愛称で幅広いファンに親しまれた歌手の松山恵子さんをお招きしての家族慰労会での記念写真です。
昭和30年代は、木材産業組合や鉄工組合でも、このような家族慰安会が盛んに行われていました。
建設産業組合の創設は昭和26年です。後継者の職業訓練と、職人達の「日雇い健康保険」を行うために、清水市内で各地区、たとえば江尻とか不二見とか有度の組合が集まり、最初に清水市建築組合が出来ました。
その後、左官、畳、石材などの組合が加入して、現在の傘下11組合になりました。
木遣り道中 昭和30年代
昭和34年10月17日 清水港開港60周年記念・清水市市制施行35周年を記念して、清水鳶土建事業協同組合の前身である清水土建工業組合が参加総勢120名という規模で清水市内を木遣り道中しました。
その時の記念写真を清水商工会議所前で撮影しています。現在の清水商工会議所は情報プラザ中にありますが、その前は市役所(現在は区役所)の西側にありました。この写真は、その前の建物です。路面電車のレールが写っていることからお判りのように、旧花菱デパートがあった場所です。