市役所入口に置かれている唐獅子の紹介
静岡市清水区役所の玄関前左右におかれている「唐獅子」は、昭和初期より清水市役所の前におかれていた物です。今でもずっと区役所を訪れる市民を迎えてくれます。
辞書によると「中国伝来の獅子。ライオンを基に東アジアで形象化され、巻き毛に覆われた、幻想的な形状で表される。古く桃山時代から美術・工芸の素材として用いられ、特に牡丹(ぼたん)と組み合わせた図柄が好まれた」となっています。
残念ながら今の石材店には、このような仕事が無くなりましたが、伝統や文化、技術の継承を思うと公的な建物には必要だと思います。
ちなみに、この唐獅子を制作したのは、清水橋の所にあるK石材店の先代の手による物です。
2007-02-24 | カテゴリー:清水石材組合